マンション投資の注意点

不動産投資のメリットとは アパートやマンション経営はインフレに強く節税対策にもなり生命保険の代わりにもなるなどのメリットが多く挙げられますが、実際にはマンション投資の失敗例も聞くことがありますね。
マンションの購入費は決して安いものではありませんから、失敗のないように慎重に進めていく必要があります。
ここではマンション投資の注意点について考えてみたいと思います。
まずマンション投資の利回りについて正確に把握しましょう。
というのも、高額な不動産投資の利回りが謳われることがありますが、それらには実際の必要経費が考慮に入れられていない場合が少なくないからです。
例えば1000万円のマンションを購入してその家賃収入が年間60万円であるなら、単純に考えれば利回りは6%ということになります。
しかしマンション経営はただ単に購入した物件を賃貸するだけではなく、管理費や修繕費、火災保険料など様々な費用と雑用が発生するものでもあります。
これらの必要経費も購入費に合算して利回りを計算した場合、それ程高い比率にはならないかもしれません。
また、これらの利回りも、入居者がいることを前提にして考えられていますが、その為にはそもそも入居者を常に確保できるような物件でなければなりません。
つまり購入する物件を見定める必要があるということです。
例えば交通の便が良い、コンビニやスーパーなどの生活施設が近いなどといった立地条件、間取りや設備、広さなど住まいとしての快適性、更には築年数や管理状況などを確認する必要があるのです。