アパート経営に必要な仕事

不動産投資のメリットとは マンション投資の場合、マンションの一室のみを購入し賃貸するため「大家」としての仕事は殆どありませんが、アパート経営の場合はそうはいきません。
アパートへの投資とはつまりその建物全体を購入し、その各部屋を住まいとして入居者に賃貸するわけですから、アパートのオーナーとしてするべき仕事が沢山あります。
よく「不動産投資は不労所得だ」と言われることがありますが、自分でアパートを経営していくのであれば「不労所得」とは言えないでしょう。
ではそのアパート経営にはどんな仕事が含まれるのでしょうか。
アパート経営に関係する仕事を全て自分で行う場合、例えば建物の共用部分の清掃、電球など消耗品の交換、建物の外回りの清掃、浄化槽や受水層の清掃、空き室の点検や管理、清掃といった細かな仕事があります。
また建物はどうしても老朽化していきますから、定期的な修繕計画も必要で、その為には必要に応じて業者に見積りを取ってもらい修繕を依頼する必要も出てきます。
更には家賃の管理、契約更新時の賃貸料の交渉、敷金の返還等に関する交渉、家賃滞納者への催促、トラブルが発生した時のクレーム処理、入居者募集の為の広告や入居者の審査、契約手続きなどなど、細かに数え上げるとかなりの量になります。
アパート経営を専業でやるというのであればこれらの仕事をこなしていけるかもしれませんが、他に本業を持っている人の場合、これらを全て行っていくのは難しいでしょう。
その為、アパート管理会社にこれらの業務を委託し、家賃収入の3~8%を支払うという形をとっている人が殆どのようです。