オフィスビルの特徴・メリット

不動産投資のメリットとは 土地や建物を購入し、それを住まいとして賃貸するマンションやアパート経営の他に、もしその土地がある程度都心にあって面積も広いのであれば、オフィスビルとして賃貸するという不動産投資方法もあります。
オフィスビル経営の場合、住まい用の物件と比べると必要とされる設備に違いがあり、その分掛かるコストにも違いが出てきます。
例えばOA環境設備が整っていなければなりませんし、電気容量も居住用と比べるとかなり大容量であることが求められます。
更にはセキュリティ設備や駐車場スペースなども求められるでしょう。
それらがある程度高品質であることも求められる上、特殊であるためにどうしても掛かるコストは上がってしまいますが、その代わり賃貸収入もマンションやアパートと比べると高額になることが期待できます。
つまり投資金額と期待できる収入額で考えた場合、マンションやアパート経営よりハイリスク・ハイリターンな不動産投資と言えるでしょう。
賃貸収入が高額になることの他に、オフィスビル経営には節税効果というメリットもあります。
例えばオフィスビル用地は「貸家建付地」となるため駐車場などと比べると相続税評価が2割程度下がりますし、オフィスビルの経営開始当初は赤字になることが多いので、その赤字分を他の所得と通算することで所得税の節税にもなります。
またオフィスビルはアパートやマンションと比べて建築基準法の条件が緩いので、周辺環境や土地の条件上、アパートやマンションを建築することができない場合でも、オフィスビルなら可能ということもままあります。
しかし景気に影響されやすいことなどオフィスビル経営特有のデメリットもありますから、これらを照らし合わせた上で経営を考える必要があるでしょう。